- 著者 : 曲亭馬琴(著) 浜田啓介(校訂)
- 出版社名 : 新潮社
- シリーズ名等 : 新潮日本古典集成 別巻
- 発売日 : 2004年03月
- ISBN : 9784106203930
- 荘介・小文吾の軍は、扇谷朝良・千葉自胤の大軍と五本松の広野で激突する。国府台の信乃・現八は、山内顕定軍の駢馬三連車に苦しめられるが、信乃は六十五頭の野猪の牙に松明をつけて戦車群へ放った。帰国の途次、開戦を聞いた親兵衛は葛西へ向い、里見義通と戦う長尾景春軍に突入する。洲崎へ押し寄せた扇谷定正の水軍は、毛野の風火の計によって猛火に包まれ壊滅した。落ち延びた定正を道節が追いつめる。しかし、その前に、巨田助友の一隊が立ち塞がる。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。
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