- 著者 : 山脇由貴子(著)
- 出版社名 : 文藝春秋
- シリーズ名等 : 文春新書 1090
- 発売日 : 2016年09月
- ISBN : 9784166610907
- 最後のセーフティーネットは穴だらけ――元職員が覚悟の告発!
虐待された子どもの「最後のとりで」となるのが児童相談所です。必要があれば親と引き離したり、一時保護所で預かったり、訪問やカウンセリングをして安全を確保する役所―ーのはずなのに、「児童相談所に何度も通報していたのに虐待死してしまった」という例が後を絶ちません。なぜ、"最後のセーフティーネット"は虐待を見過ごしてしまうのでしょうか?
児童相談所の多忙、人手不足、専門家の不足、ハード面の限界は各メディアでも言われていますが、それは本質的な問題ではありません。本書で取り上げる問題の一例は――。
・子どもの運命を決める「児童福祉司」は、専門職ではない普通の公務員の異動先
・キャリアの長短に関わらず、児童福祉司に絶大な権限が集中
・心理的虐待、ネグレクトなどの相談終了の判断基準は「死ぬことはないから」
・虐待は手間と時間がかり責任を負いたくないので、学校、保育園などに押し付ける
・役所の中で児相は超不人気部署。“お役所体質”の問題が凝縮
・相模原市の児相談所が女子9人を全裸にして身体検査した事件は他でも起こり得る
なぜ虐待が起きるのか、見過ごされるのか、どうしたらいいのか? 著者は19年にわたり心理司として児相に勤め、2000人以上の家族と接してきたプロフェッショナル。15万部のベストセラー『教室の悪魔』を記したカウンセラーが、子どもたちの悲痛なか細い声を交えながら、満を持して問題のすべてを論じます。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。
ピックアップレビュー
- 商品レビュー(1)
- ショップレビュー(5,605)
総合評価
4.0
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4.0
こまるさん
2017/02/28
児童相談所、特に一時保護所という、一般には公開されることのない現場の様子をリポートしている点で、大変貴重で衝撃的な一冊だと思います。
私自身、養育里親を経験して、児童相談所の職員が専門知識が無かったり、常識のない職員がいたりと、その実態に愕然とした一人です。
懸命に頑張っている職員の方もいらっしゃいますが、なによりその実態が一般に知られていないのが問題だと思います。
告発本ということで、攻撃的な内容ではありますが、この本に書かれているようなことは実際に今でもどこかで起きていると思います。
こうした書籍がきっかけになって、子どもたちを取り巻く現状と、その解決策が検討されればと願っています。
総合評価
4.3
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配送について
4.4
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スタッフ応対
4.2
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品揃え
4.1
-
梱包について
4.3
-
決済方法
4.5
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商品情報量
4.1
-
3.7
購入者 さん
2024/05/08
メール便で届けてもらえて、とても助かりました。
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5.0
かずさん
2024/05/04
急ぐものではなかったのですが、発送も早く安心できました。
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3.7
3tako3さん
2024/04/30
発送は迅速でした。梱包も普通でした。特に問題ありません。
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5.0
購入者 さん
2024/04/22
早急で、シンプル丁寧な梱包、何度か購入させていただいていますが信頼できます!!!
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3.0
購入者 さん
2024/03/24
注文直後に間違いに気付いてキャンセルしようとした。
ショップのヘルプページに「注文完了メールに注文変更のリンクがあるのでそこからキャンセルせよ」と書いてあるが、メール中のどのリンクを踏んでも注文変更ページにつながらない。仕方がないので問い合わせフォームから「メールの中には以下の3つのリンクがありましたが、どのリンクからキャンセルできるのですか?」と問い合わせた。
ここまでは何の問題もありません。
ショップからの返信は
・この問い合わせフォームからキャンセルすることはできません(←そんなこと頼んでない)
・キャンセルしたければ注文完了メールの中のリンクから依頼しなさい(←そのリンクがないからどうすればよいのか質問している)
・ただし、もう2日経っているのでキャンセルできません
というものだった。
日本語も読めない人をサポート担当にしないでほしい。
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