- 著者 : 藤田宜永(著)
- 出版社名 : 文藝春秋
- シリーズ名等 : 文春文庫 ふ14-13
- 発売日 : 2020年06月
- ISBN : 9784167915131
- 何たることだろうか。
私は確実に退行しているのだった。
(中略)
奈緒が童話を読み、女の豊かさの象徴とも言える大きな乳房で
私のモノを愛撫するようになってから、自分はさらに退行していった。
――本文より
音楽プロデューサーの塩原達也はバツイチ独身の五十歳。
良き友人となった前妻と、セックスを愉しむ関係の人妻の愛人がいたが、
ある日、「母親の行方を探している」と奈緒という女性が突然訪ねてくる。
二十九歳の彼女と出会い、急速に惹かれていく塩原。やがて関係を迫る彼に対し、
奈緒が望む性愛の形は変わったものだったが、徐々に甘美な毒にとらわれていく――。
"禁断の純愛小説"問題作が文庫化!
解説 村山由佳※本データはこの商品が発売された時点の情報です。
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