- 著者 : 岩佐美代子(著)
- 出版社名 : 笠間書院
- 発行日 : 2015年03月
- ISBN : 9784305707659
- 京極派和歌を中心に、その魅力を存分に味う一冊。
『古今和歌集』『新古今和歌集』からはじまり、近代和歌まで、
和歌の魅力に触れつつ、多角的な側面から研究を行った、
和歌研究者・愛好者必読の一冊がついに刊行。
昭和57年から平成26年に至る33年間に発表した、既刊研究書に未収録の、文章表現への探究が生んだ論文を集成。
【『京極派歌人の研究』(昭49)『京極派和歌の研究』(昭62)以降に発表致しました、和歌関係諸論、ならびに関係雑文をまとめてみました。中で飛びぬけて古い、「大宮院権中納言」(昭57)は、発表当時、「権中納言は為子である」という樋口芳麻呂先生の御論(「風葉和歌集序文考(上)」国語と国文学昭40・1)を、知っていたのについ失念して書き落し、当の樋口先生から御注意を受けて何とも申しわけなく、顔から火の出るほどはずかしくて、以後の著書に収録できずにおりましたもの。今回ようやく訂正収載致しました。また「嘉元元年伏見院三十首歌」は、平成二年『鶴見大学紀要』27に一旦発表致しましたがその後の新資料発見めざましく、その成果が別府節子『和歌と仮名のかたち』(平26)に詳しく公表されましたので、それにもとづいて新たに書きおろしました。その他の諸論につきましても、発表の際の誤り、以後公刊の資料の提示等により、若干の改訂を行いました事をお許し下さい。
『文机談』研究の余得として、雅楽・歌謡研究の方々とも御懇意になりました結果、その関係の小論二編が生れました。今後この方面に発展できるとは到底思われず、さりとて埋れさせるにも忍びませんので、附載致しました。書名に『附、雅楽小論』とうたうにはまことにおはずかしいのですが、お笑いすて下さい。……「はじめに」より】※本データはこの商品が発売された時点の情報です。
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