- 著者 : 相澤正夫(編) 金澤裕之(編)
- 出版社名 : 笠間書院
- 発売日 : 2016年03月
- ISBN : 9784305707956
- 演説の言語は、近代日本語形成史において
どのような役割を果たしたのか
日本最古のまとまった音源である大正~昭和戦前期のレコード音声と文字化資料を対象に、方言を中心とする音声研究、変異理論や談話分析に基づく社会言語学的研究、文法・語彙を中心とする近世・近代語研究、話し言葉・書き言葉のコーパス言語学的研究、と多角的アプローチ。
大正以前の過去へ、そして現代へとつながる言語理論を切りひらく。
【本書は......SP盤レコードに遺された、大正から昭和戦前期の政治家・軍人・実業家・文化人等の演説・講演を中心とする録音音声資料と、それを忠実に文字に起こした文字化資料に基づき、多様な背景をもつ12人の日本語研究者が、それぞれの持ち味を生かして新たな研究活用の方途を探索した成果である。書名では「SP盤演説レコード」と一括りにしたが、実際に収録されている内容は演説に加えて講演・訓話・法話・説教、朗読・実況・ドラマ、さらには自治体の行政広報と、そのジャンルにはかなりの広がりがある。......「はじめに」より】
【SP盤レコード(standard playing record)とは、1948年頃にLP盤レコード(long playing record)が開発されて以降、それ以前の蓄音機用レコードをstandard playing record と呼んで区別するようになった、その名称の略称である。日本ではこの呼称が普通に使われるが、国際的には、このレコードの1分間の回転数に由来する"78rpm record"という名称の方がよく使用される。最初期には片面盤のものも見られるが、通常は両面盤で、一面の録音時間は3分程度までのものがほとんどである。】
執筆は、相澤正夫/金澤裕之/東照二/岡部嘉幸/小椋秀樹/尾崎喜光/高田三枝子/田中牧郎/南部智史/松田謙次郎/丸山岳彦/矢島正浩。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。
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