- 著者 : 高崎哲郎(著)
- 出版社名 : 鹿島出版会
- 発売日 : 2009年06月
- ISBN : 9784306093973
- 徳川幕府「中興の祖」とされる第八代将軍吉宗の時代は享保改革という一大変革期であった。吉宗は行き詰った財政事情を打開するため全国規模での新田開発を奨励した。その厳命を受け先頭に立って新田開発を指揮したのが井澤弥惣兵衛であった。彼は自らの紀州流土木技法という独自の技術を導入し、それを全国的に展開した。湖沼や湿地を用水路に分離した上で干拓し、山林原野を開き、堤防を高く構築して河川の幅を狭め、川のそばまで水田を広げ、河川敷も耕作地とした。空前の大自然改造であった。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。
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