- 著者 : 厚香苗(著)
- 出版社名 : 光文社
- シリーズ名等 : 光文社新書 692
- 発売日 : 2014年04月
- ISBN : 9784334037956
- 主な舞台は東京の下町。そのあたりでは伝統的な露店商を「テキヤさん」と呼んでいる。「親分子分関係」や「なわばり」など、独特の慣行を持つ彼ら・彼女らはどのように生き、生計を立て、商売を営んでいるのか―。「陽のあたる場所からちょっと引っ込んでいるような社会的ポジション」を保ってきた人たちの、仕事と伝承を考察。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。
- 浮かれた気分の人びとが集まるところには、どこからともなく商人がやってくる。ヤキソバを焼くソースの匂いや派手な色彩の露店は、私たちをいつもとは違う心持ちにしてくれる。そんな祝祭空間で生計を立てている露店商たちが本書の主人公である。主な舞台は東京の下町、具体的には墨田区、江東区、荒川区、台東区周辺で、そのあたりでは伝統的な露店商を「テキヤさん」という。本書では、そんな「テキヤさん」たちの伝承を主軸にして、露店商いの近現代を描く。「祝祭を祝祭らしくするための不文律」としての「親分子分関係」や「なわばり」など、「ちょっと怪しげな慣行」についても解説。著者は1975年東京都墨田区生まれ。慶應義塾大学文学部、立教大学文学部、神奈川大学経営学部非常勤講師。国立歴史民俗博物館外来研究員。これまであまり顧みられることのなかったテキヤ集団のフィールドワークを行ってきた。
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