- 著者 : 矢満田篤二(著) 萬屋育子(著)
- 出版社名 : 光文社
- シリーズ名等 : 光文社新書 735
- 発売日 : 2015年01月
- ISBN : 9784334038380
- 「愛知方式」と呼ばれる特別養子縁組の方法がある。愛知県の児童相談所では、産みの親が育てることができない赤ちゃんを、特別養子縁組を前提とした里親委託によって、生まれてすぐから家庭の中で育てる取り組みを30年来続けてきた。「虐待死の中で最も多い、0歳0カ月0日の虐待死」「恒久的な家族の愛情を知らずに施設で育つ子どもたち」「里親や里子を苦しめ続ける反応性愛着障害という病」…。これらすべてをなくすために、公務員でありながら圧力に負けずに新生児の特別養子縁組を断行し続けた矢満田氏、そしてその方式を愛知県に定着させる役割を果たした萬屋氏の半生と取り組みを、二人の熱意の背景にも迫りながら紹介する。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。
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