- 著者 : 鹿園直毅(著)
- 出版社名 : コロナ社
- シリーズ名等 : 機械系コアテキストシリーズ C-3
- 発売日 : 2023年04月
- ISBN : 9784339045369
- エネルギー変換の基礎となる学術は熱力学ですが,熱力学については苦手意識を感じている人も多いのではないでしょうか。いきなり抽象的な概念や状態量などが天下り的に数多く出てきたり,難しい数式が展開されていたりすることが,多くの人に熱力学が難解だと感じさせる理由ではないかと思います。ただし,エンタルピーやエントロピーなどが導入されたのはそれなりの背景や理由があり,その動機や視点は非常にシンプルです。自分が実際に冷凍サイクルや燃料電池の設計に関わった経験からも,なぜエンタルピー,エントロピー,ギブス自由エネルギーといった状態量が導入されたのか,そしてそれらがいかに便利なのか,これらを知ることが理解の近道だと考えます。
本書は,大学の学部等で熱力学を一度学んでエンタルピーやエントロピーなどの名前はもちろん知ってはいるものの,それらを使いこなしてエネルギー機器を設計することなどについて,今一つ自信が持てない大学院の学生やあらためて勉強し直したいと思っている設計者の方々等を対象に執筆しました。本書とすでにお持ちの基礎的な熱力学の教科書とをセットで,ぜひ熱力学の実用的な意味を理解していただき,将来のエネルギー機器の研究開発に活かしていただければ幸甚です。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。
閉じる
閉じる
閉じる
再入荷リクエストが完了しました。
リクエストした商品が再入荷された場合、
メールでお知らせします。
閉じる
再入荷リクエスト
リクエストした商品が再入荷された場合、
メールでお知らせします。
上記期間を経過しても商品が再入荷されない場合、設定は自動的に解除されます。(上記期間を経過するか、商品が再入荷されるまで設定は解除できません)