- 著者 : 甲賀香織(著)
- 出版社名 : 筑摩書房
- シリーズ名等 : ちくま新書 1640
- 発売日 : 2022年03月
- ISBN : 9784480074676
- 新型コロナウィルス感染症の震源地として名指しされた「夜の街」。差別的扱いの実態から成長産業としての魅力まで、業界団体代表が業界の全体像を描く。 二〇二〇年四月九日。日本水商売協会代表理事の甲賀香織は、銀座や歌舞伎町のクラブ経営者らと共に、自民党本部を訪れた。新型コロナウィルス感染症対策として行われる様々な助成から、接待飲食業――水商売を除外する方針に抗議するためだ。「水商売が一般企業と同様に、ビジネスとして認められるようにしたい」「働く女性たちが色眼鏡で見られないようにしたい」。こんな思いで設立された日本水商売協会が、思わぬ形で注目された瞬間だった。コロナ禍で明らかになった差別から、成長産業としての魅力まで、知られざる水商売の世界を描く。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。
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