- 著者 : ジョルジュ・バタイユ(著) 酒井健(訳)
- 出版社名 : 筑摩書房
- シリーズ名等 : ちくま学芸文庫
- 発売日 : 2004年01月
- ISBN : 9784480087997
- 労働の発生と組織化、欲望の無制限な発露に対する禁止の体系の成立、そして死をめぐる禁忌…。エロティシズムの衝動は、それらを侵犯して、至高の生へ行き着く。人間が自己の存続を欲している限り、禁止はなくならない。しかしまた人間は、生命の過剰を抑え難く内に抱えてもいる。禁止と侵犯の終りなき相克にバタイユは人間の本質を見ていった。内的体験と普遍経済論の長い思考の渦から生まれ、1957年に刊行された本書によって、エロティシズムは最初にして決定的な光を当てられる。バタイユ新世代の明快な新訳で送る、待望の文庫版バタイユの核心。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。
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