- 著者 : ヴァルター・ベンヤミン(著) 浅井健二郎(編訳) 土合文夫(訳)
- 出版社名 : 筑摩書房
- シリーズ名等 : ちくま学芸文庫 ヘ3-8
- 発売日 : 2007年03月
- ISBN : 9784480090256
- 優れた批評作品はすべて、ある神秘的な瞬間を、みずからの言語運動の原点として秘めている―批評対象の本質が、批判的感性により、批評の萌芽として直観される瞬間を。本書により、ベンヤミンの各論考間での照らし合いが、私たちの読みのなかで、飛躍的に増幅されるだろう。表現されていながら隠されている意味を発見するとき、それはすなわち、私たちの内部への“批評の瞬間”の宿りにほかならない。「ボードレールにおける第二帝政期のパリ」「ブレヒトの詩への注釈」をはじめ、初期の哲学的論考から同時代批評まで、ベンヤミンの思索を跡づけた新編・新訳の文庫版アンソロジー、第四集。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。
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