- 著者 : ヴァルター・ベンヤミン(著) 浅井健二郎(編訳)
- 出版社名 : 筑摩書房
- シリーズ名等 : ちくま学芸文庫 ヘ3-10
- 発売日 : 2012年09月
- ISBN : 9784480094643
- 「叙述の輝きは思考細片の価値にかかっている」とベンヤミンは言う。“これが青年期の思考だ”と叫んでいる「形而上学」。第一次世界大戦の勃発直後に自殺した親友に捧げるソネット群。旅の途上の夢想に紡がれた小品群。夢や思い出、ふと心に浮かぶ想念から生まれ出た物語群。亡命の前年に運命の島イビサで綴られた、ベルリンでの幼年期から青年期までを回想する手記―。本書では、ベンヤミンの特異な“断片”概念が織り成す多様な言語表現を立体的に構成。謎に包まれた『パサージュ論』の生成過程を明かす、邦訳初公開の覚書集三篇が注目される。待望の新編・新訳アンソロジー第六弾。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。
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