- 著者 : 奥村隆(著)
- 出版社名 : 筑摩書房
- シリーズ名等 : ちくま学芸文庫 オ37-1
- 発売日 : 2024年02月
- ISBN : 9784480512222
- マナーやかげぐち等、他者といる際に用いる様々な技法。そのすばらしさと苦しみの両面を描く。「生きる道具」としての社会学への誘い。解説 三木那由他
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わたしたちが日々意識せずにおこなう「他者といる技法」。そのすばらしさや正しさだけでなく、苦しみや悪も含めて、できるかぎり透明に描くにはどうしたらよいか──。思いやりとかげぐち、親と子のコミュニケーション、「外国人」の語られ方、マナーを守ることといった様々な技法から浮かび上がるのは、〈承認と葛藤の体系としての社会〉と〈私〉との間の、複雑な相互関係だ。ときに危険で不気味な存在にもなる他者とともにいる、そうした社会と私自身を問いつづけるための、数々の道具を提供する書。
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ともにいることの苦しみと希望
「生きる道具」としての社会学へのいざない
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