- 著者 : 瀬戸内寂聴(著)
- 出版社名 : 平凡社
- シリーズ名等 : 平凡社ライブラリー 626
- 発行日 : 2007年10月
- ISBN : 9784582766264
- 私は若いころから、なぜか旧い道をたどっていくのが好きであった。旧い道にはひっそりと道しるべの石柱が半分土に埋もれながらかしいでいたり、道祖神が道しるべになっていたりする。そんな道をうつむきがちに、自分の影法師だけを相手に歩いていくと、私は遠い昔の女たちが、この道を歩きながら、どれほどの涙をしみこませていっただろうかと、ふとため息がつきあげてきたりするのであった―紀行文学の最高傑作。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。
閉じる
閉じる
閉じる
再入荷リクエストが完了しました。
リクエストした商品が再入荷された場合、
メールでお知らせします。
閉じる
再入荷リクエスト
リクエストした商品が再入荷された場合、
メールでお知らせします。
上記期間を経過しても商品が再入荷されない場合、設定は自動的に解除されます。(上記期間を経過するか、商品が再入荷されるまで設定は解除できません)