- 著者 : 鎌田東二(著)
- 出版社名 : 平凡社
- シリーズ名等 : 平凡社新書 933
- 発売日 : 2020年02月
- ISBN : 9784582859331
- 明治・大正期、日本では近代国家形成に伴う独特の解放感が生まれていた。宗教や伝統社会への自由な問い直し。そして、自然と人間を繋ぐ神秘の探求。そのなかで、ひときわ輝きを放つ二つの知的巨星があった。
和歌山・熊野の地で独自の民俗学を展開した南方熊楠。
岩手・花巻にあって農本主義的表現を志した宮沢賢治。
彼らがそれぞれに探求した「世界の真実」の、共通点と違いは何だろうか。
自然/人間精神の総合的な智=「生態智」を見抜かんとし、当時最新の西洋思想をも援用して挑んだ二つの知性とは。日本のスピリチュアリズムにおける最高到達点の秘密を探る!※本データはこの商品が発売された時点の情報です。
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