- 出版社名 : 勉誠社
- 発売日 : 2023年02月
- ISBN : 9784585307228
- 中世日本において禅宗寺院は、大陸からの最新の「知」を伝える場として、宗教のみならず、政治・文化を支える重要な「場」であった。
なかでも相国寺や建仁寺両足院は、最先端の五山文学の中心地として、多くの碩学を輩出し、当時の「知」をめぐる状況をまざまざと伝える資料が、いまも大切に伝持・保存されている。
相国寺承天閣美術館にて開催された「禅寺の学問―継承される五山文学」、そして、花園大学歴史博物館にて開催された「両足院―いま開かれる秘蔵資料」の成果をもとに、禅宗寺院が日本文化にもたらした「知」の体系を明らかにする。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。
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