- 著者 : 北野幸伯(著)
- 出版社名 : 育鵬社
- 発売日 : 2022年09月
- ISBN : 9784594091620
- 急速に黒化(独裁化)する世界。
日本の民主主義は、生き残ることができるのか?
戦後、自由民主主義勢力は、「赤化」(共産化)の恐怖に怯えていました。
東欧、中国、北朝鮮、東南アジア、中南米、アフリカ、赤化勢力は、世界に広がっていたのです。しかし、1991年12月、赤化勢力の"ラスボス"ソ連が崩壊。「ついに自由民主主義の時代が来た!」と、西側世界の人々は歓喜しました。
ソ連が消滅し、「アメリカ一極時代」が到来します。
ところが、これで戦いは終わりませんでした。
西欧はEU拡大により、ソ連崩壊によって解放された東欧を吸収。
欧州共通通貨ユーロを基軸通貨化することで、アメリカからの覇権奪回を目論みます。
KGB出身のプーチンによって復活した新生ロシアは、旧ソ連圏の覇権をかけた戦いを開始。
そして、リーマンショックから起こった「100年に1度の大不況」。
アメリカ一極時代は、わずか16年で終焉したのです。
新たに「米中二極時代」が始まりました。
中国は、世界的大不況の最中にあっても9~10%の成長をつづけ、求心力を急速に強めていきます。
2015年、中国が創設した国際金融機関AIIBには、57か国が参加。(現在は100か国)その中には、イギリス、フランス、ドイツ、イスラエル、オーストラリアなど、アメリカの制止を振り切って参加した「親米諸国群」の姿もあったのです。
そして、「連鎖黒化現象」がはじまりました。
香港、ロシア、ベラルーシ、ミャンマー、アフガニスタンで。
「赤化」は共産主義化ですが、「黒化」は独裁化です。
中国とロシアがそろって「黒化」したことで、独裁勢力はユーラシア大陸の大部分を占めるようになりました。
そして、ベラルーシはロシアに接し、ミャンマー、アフガニスタンは中国に接している。
世界に巨大な黒化勢力が出現したのです。
黒化する世界を、民主主義(白化)勢力は、止めることができるのでしょうか?
それとも、世界は、すべて黒く染められてしまう運命なのでしょうか?※本データはこの商品が発売された時点の情報です。
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