- 著者 : 岸田拓士(著)
- 出版社名 : 慶應義塾大学出版会
- シリーズ名等 : シリーズ・遺伝子から探る生物進化 1
- 発売日 : 2016年02月
- ISBN : 9784766422955
- ▼「クジラの研究者になるのもいいな」
小笠原から極北アラスカ、そして南太平洋バヌアツへ。嗅覚をキーワードに、クジラの進化を追いかけた。日本の調査捕鯨問題にも一石を投じた一冊。
クジラは進化生物学の研究対象として魅力的である。始新世のわずか1000万年程度の短時間で、これほどまで劇的に姿を変えた生物はめったにいない。極端な例の中にこそ、普遍的な法則があぶり出される。形態の劇的な変化の裏側で、どのようにゲノムが進化したのか。生物の進化を考えるにあたって、クジラはこれからも重要な手がかりを与えつづけてくれるにちがいない。<「あとがき」より>※本データはこの商品が発売された時点の情報です。
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