- 著者 : 『琉球弧の住民運動』復刻版刊行委員会(編)
- 出版社名 : 合同出版
- 発売日 : 2014年05月
- ISBN : 9784772611381
- 本土復帰後の、奄美・沖縄の住民運動・反基地闘争を結びつけた情報誌
1972年、占領期の数々の問題を抱えたまま本土復帰した沖縄は、住民が求めた「本土なみ」とはほど遠い状態が、現在に至るまで続いている。本土復帰後の住民運動の連帯の結節点になった『琉球弧の住民運動』は、多数の重要な論文、情報を含みながらこれまで入手困難な状態にあった。今回、沖縄戦後史の研究者、活動家、広く読書子の要望に応え、全巻全ページを、合本で復刻する。
■雑誌『琉球弧の住民運動』の特質
●『琉球弧の住民運動』は、奄美を含む琉球列島をカバーして発行された機関誌である。第一期(1977年7月から1984年9月)に25冊が刊行され、第二期(1986年12月から1990年12月まで)に9冊が刊行された。
●金武湾における石油備蓄基地(CTS)建設阻止を訴えた「CTS阻止闘争を拡げる会」(代表 新崎盛暉)の情報誌としてスタート。米軍兵士の犯罪や軍用機による環境被害など、琉球弧が直面した切実な問題に立ち向かう多くの住民団体の連帯を促進し、情報を広く拡散する役割を担った。執筆者の多くは現在も住民運動を牽引する中心的な人士である。
●各階層、各地域の住民の声が幅広く収載されており、当時の生活実態を現す貴重な記録である。報告された住民運動は、すでに収束した「過去」の記録ではなく、「現在」もなお琉球弧が抱える問題の根本を照射して止まない。
●闘いの中から生まれた諸論攷、運動の記録は20年以上の時を経た現在でもその輝きを失っていない。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。
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