- 著者 : 柳家さん八(著) 清水しゅーまい(著)
- 出版社名 : 彩流社
- 発行日 : 2015年01月
- ISBN : 9784779120770
- 高校卒業後の聰吉(後のさん八)は大企業・凸版印刷に就職。高度成長期の波に乗る企業で、日本武道館を借り切った「凸版家族慰安会」で素人芸を披露しているうち「噺家になりたい」という気持ちがふつふつと沸いてきた。その頃、若手落語家四天王の立川談志が『現代落語論』を出版。手紙を書いて幸か不幸か一番弟子になった。しかし半年後「名選手かならずしも名コーチならず。俺は弟子育てるのには向いてねぇ」と突き放されるも、談志の師である柳家小さんにひろってもらう。仲間とともに新落語協会結成をたくらんだり、大量二つ目最後の11人目にすべり込みで昇進をつかんだり。「柳家さん八」を襲名し、吉田茂や田中角栄などの歴代総理や有名政治家を演じ分け、一人で国会予算委員会を再現するという「政界模写」を編み出した。また1978年の落語協会分裂騒動などを通して、噺家連のもろさを目の当たりにする。1980年、第1回真打昇進試験に合格、翌年、晴れて真打。21世紀に入ってからは志ん朝、小さん、談志も亡くなり、寂しさを味わう。しかし、ドラマ『タイガー&ドラゴン』で落語ブームが勃発、『実録噺・東京大空襲夜話』を生み出し、反響を得た。2008年、落語協会監事在任時に助成金ショックを経験。現在もうるさ型として奮闘するさん八の歩んだ道を振り返る。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。
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