- 著者 : 岩田宏(著)
- 出版社名 : 思潮社
- シリーズ名等 : 現代詩文庫 211
- 発売日 : 2015年06月
- ISBN : 9784783709893
- 日本語つかいの名手、その閃き
風通しのいい部屋で ある夏の日の夕ぐれ
予告もなしに細長い棺桶が運びこまれた
ぼくはそれを釘に打ち重油をかけて焼いた
おふくろは骨だけになり今は骨箱に住む
(「部屋」)
「「知ってる ありゃあ死んだ女の声だ/ふりむけば/誰も見えやしねえんだ。」(「神田神保町」)岩田さんには会えなくなってしまったけれど、岩田宏の詩がある限り岩田宏は死にやしねえんだ」(平田俊子)。鋭く研ぎこまれた憤怒と、遊びごころをはらんだ天性のリズム。音韻的技法を縦横に駆使して現実と渉りあう、詩人岩田宏の沸騰する言葉たち。新選現代詩文庫を新装増補。詩集未収録詩篇などを新たに収める。解説=谷川俊太郎、鈴木志郎康、八木忠栄※本データはこの商品が発売された時点の情報です。
閉じる
閉じる
閉じる
再入荷リクエストが完了しました。
リクエストした商品が再入荷された場合、
メールでお知らせします。
閉じる
再入荷リクエスト
リクエストした商品が再入荷された場合、
メールでお知らせします。
上記期間を経過しても商品が再入荷されない場合、設定は自動的に解除されます。(上記期間を経過するか、商品が再入荷されるまで設定は解除できません)