- 著者 : カール・スコウゴー=ピーターセン(原著) 長島要一(訳)
- 出版社名 : 思文閣出版
- 発行日 : 2016年08月
- ISBN : 9784784218608
- 「異文化理解」――それはつねに文化の「誤訳」から始まる。
人はみな、自身の周りにある環境の影響のもとに生活している。我々には所詮、見えるものしか見ることはできない。
しかし、その「誤訳」を知ることで、自文化を客観視し、お互いに歩み寄ることができる。
1911年に来日したデンマーク人牧師、カール・スコウゴー=ピーターセンは、日本の寺社を見て歩き、当時の日本人の宗教観を探り、指導者たちに話を聞いてまわった。
無名の一「西洋人」によるインタビューからは、明治末期の指導的立場にあった人々が感じていた日本の問題点やキリスト教との関わりが、時には美化され、時には赤裸々に伝わってくる。
帰国後デンマークにて刊行された印象記『現代の日本から』を本邦初公刊。
スコウゴー=ピーターセンによって「誤訳」された「日本」を知ることで、「異文化理解」への再考をせまる。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。
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