- 著者 : 立岩真也(著)
- 出版社名 : 青土社
- 発行日 : 2013年12月
- ISBN : 9784791767441
- 1960年代、精神医療批判の運動があった。それは当時の社会変革運動の流れに深く関わりながら、従来の制度や治療法への激烈な造反として噴出した。ロボトミー手術、電気ショック療法、薬物療法などへの糾弾から、開放病棟の試み、および地域医療の実践も展開された。関係者の証言、膨大な文献資料を掘り起こし、いまだ正解の見えない精神医療と社会の関係に鋭いメスを入れる、圧巻の現代史。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。
- 精神障害者に現代社会はどう向き合ってきたのか――。かつて1960年代に、精神医学批判の運動があった。当時の学生運動の主張=大学解体とも関わりつつ、患者を社会に適応させようとする従来の医療のあり方に鋭い批判と糾弾を浴びせた。「造反派」と名指しされたその動向と、彼らに批判された側、両者の実態を膨大な文献から掘り起し、肉薄する。開放病棟、薬物療法や生活療法への問い、ロボトミー手術への批判などを具体的に検証し、鎌田實、中井久夫、神田橋條治らの錚々たる医療者たちの若き日の模索と成果と挫折とはいかなるものだったのか考察する。本書は、日本における精神医療批判史として、また今日の障害者のケア論につながるまさに注目作であり、著者の到達点である。
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