- 著者 : ドリス・レッシング(著) 加地永都子(訳)
- 出版社名 : 晶文社
- 発行日 : 2001年11月
- ISBN : 9784794927743
- ソ連軍のアフガニスタン侵攻から7年目の1986年、ひとりの女性作家がパキスタンの国境の町を訪ね、アフガニスタンの人々のなまなましい声を聴き取った。乏しい武器で闘うレジスタンスの兵士たち。イスラムの掟にしばられ、全身をすっぽり布で覆った女性たち。住み慣れた土地を逃れ、何年もキャンプ暮らしをする難民たち。「だれもが隊長で、だれも家来にはなれない」―多種多様な民族があつまった、独立自尊の民。超大国の圧倒的武力を相手にしたとき、この国に何が起きたのか。人類をとらえつづける戦争という病を考えるための、重要な報告がここにある。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。
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