- 著者 : 加藤一(編著) 神沼三平太(ほか共著)
- 出版社名 : 竹書房
- シリーズ名等 : 竹書房怪談文庫 HO-642
- 発売日 : 2023年12月
- ISBN : 9784801937857
- ★内容
アレを使えば、切れ味最強さ。良くも……悪くも
(「研ぐということ」より)
ホチキス/漬物石/聴診器/足踏みミシン/傘
彫刻刀/鑿/鉋/鉈/孫の手
孫の手/柳刃包丁/バケツ/砥石の台…ほか
人の怨みを吸い、呪具と化した物たちの怪!
生活と仕事の相棒、道具に纏わる恐怖怪談集。
パワハラで辞職した社員が遺した愛用の文具。ねこばばして持ち帰った上司を襲う惨劇の音…「笑うホッチキス」
亡き姑自慢の古漬けに使われていた漬物石。嫁が石に触ると焼けるように熱く…「つけてくる石」
神棚に祀られた鉋とその下の不気味な脂染み。かつて罪人の拷問に使用された物だというが…「滲む脂」
先輩大工が遺した道具箱。細工された隠し底に入っていた物は女の髪束と書き置き…「二人ハ夫婦」
祖父の道具箱に封印された曰くつきの古い鑿。他人が触れば祟られ、職人生命を断たれるというが…「鑿」
古民家宿から無理を言って譲り受けた孫の手。宿の主人から大事に使えと言われたが…「孫の手」
先祖代々受け継がれてきた砥石の台。最高の切れ味に仕上がる秘密はその材質に…「研ぐということ」
病床の父から怪異な物が見たくなったら使えと渡されたブリキ片。バケツの部品らしいのだが…「バケツに棲むもの」
他、いわくつきの物怪40話!※本データはこの商品が発売された時点の情報です。
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