- 著者 : 内山興正(著) 櫛谷宗則(編)
- 出版社名 : 大法輪閣
- 発行日 : 2017年02月
- ISBN : 9784804613932
「後 記」より抜粋
本書は内山興正老師晩年の正法眼蔵・行仏威儀巻のご提唱です。この巻は道元禅師がまだ永平寺へ移られる前、京都・深草の観音導利興聖宝林寺で記されたもので、示衆の日付けはありません。後にこの巻からいくつもの眼蔵の巻が生まれたように、全体を孕みつつこの巻自身が深い威儀の整ったものになっています。
「あとがき」にもありますように、この頃老師は体調が万全とはいえず、丸一年かかって話された後なお丸三年半の時をおき、「正法眼蔵味読会」をおやめになってから改めて全体を眺めて、推敲し手を入れられたものです。
ご生前「この行仏威儀の巻によって、私は眼蔵に一段深く目を開かせてもらった」とおっしゃっておられました。本書は老師の眼蔵拝読の一つの到達点といっていいと思います。常に新たな世界を切り拓こうとなさっている息吹きを感じます。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。
閉じる
閉じる
閉じる
再入荷リクエストが完了しました。
リクエストした商品が再入荷された場合、
メールでお知らせします。
閉じる
再入荷リクエスト
リクエストした商品が再入荷された場合、
メールでお知らせします。
上記期間を経過しても商品が再入荷されない場合、設定は自動的に解除されます。(上記期間を経過するか、商品が再入荷されるまで設定は解除できません)