- 著者 : 橋爪大三郎(著) 副島隆彦(著)
- 出版社名 : ビジネス社
- 発売日 : 2022年09月
- ISBN : 9784828424347
- 2010年9月4日に惜しくも亡くなった稀代の学者・小室直樹。その学問的な業績と百学を駆使する「小室学」の真髄に迫る一冊 。
経済学との出会い、社会学者・小室直樹の「システム論」、膨大な著作、研究、思想を、小室ゼミの門下生である東京工業大学教授の橋爪大三郎、評論家・副島隆彦が時系列に沿って対談形式でわかりやすく解説。
復刊にあたって、橋爪、副島両氏による「追悼対談」、「略年譜・主要文献一覧」を収録。
小室直樹先生は、この本が出た時(1992年)言った。
「今こそ、マルクスを勉強し直さなければ。
次に滅ぶのは、アメリカ資本主義である」とはっきり私に言った。
さすがに大天才はちがう。そして先生は東ベルリンで刊行されていた
ドイツ語原書のマルクス・エンゲルス全集を購入して、デーンと書斎に置いた。
まさしくアメリカ帝国と西側資本主義が、私たちの目の前で滅び始めている。
(「はじめに」より)
※本書は2011年弊社刊行「新装・増補版 小室直樹の学問と思想」の新装版です。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。
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