- 著者 : 國學院大學石川県文化講演会実行委員会(編)
- 出版社名 : 北国新聞社
- 発行日 : 2000年06月
- ISBN : 9784833011051
- 苦難をにない、進んで人質となった利家の正室・芳春院(まつ)は、百万石を築いた「国母」と言うべきだが、一方で嫁や養女にいたるまで、皆々わが子としていつくしむ「慈母」の風儀を残した。たとえば、戦乱のせいで婚家から戻ってきた豪姫や千世姫がいる。理屈をつけて責める者もあったが、前田家では生還を喜び、優しく引き取った。他家ではちょっと見られない風儀である。実のところ、前田家三代に関わる女性たちの多くは、華やかで悲しく、かつ数奇に富んでいる。彼女たちの足取りは、前田家草創の歩みそのものと言っていいだろう。本書は、加賀藩の研究者の皆さんが、新視点によって語られた貴重なものである。前田家の歴史に、新しい発見があるに違いない。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。
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