- 著者 : 北瀬ユズ(著)
- 出版社名 : ぴあ
- 発行日 : 2020年12月
- ISBN : 9784835639925
- SNS発、虐待を受けて育った作者が描く実録コミックエッセイ。毒親に育てられながらも、それでも母親に嫌われないよう必死に「良い子」を演じ愛情をもらえると信じて疑わなかった幼少期~小学生時代。母の期待に応えられるよう「私がしっかりしなきゃ」考えるようになり、役に立つ娘を求めている母と母の役に立つことで自分の存在意義を感じ、親子共依存となる中学生時代。友人や彼との出会いから両親の言葉がすべてではないと知り、自立への道を歩みだす高校生時代。地方へ就職し両親の元を離れたが、母親からの金の無心の電話が始まる社会人時代。その電話は職場へもかかり、うつ病になり休職。次第に生きる気力もなくなり閉鎖病棟へ入院し、精神科の医師の診察を受けたとき「ユズさんは虐待を受けていた」と言われ、自分が日常的に心理的な暴力を受けていたと知ることになる。「親子関係がうまくいかないのはすべて自分のせい」という考えが覆され、自分は悪くないと気づくきっかけとなった。その後、将来の伴侶となるユウさんと出会い、「なにもできなくてもいい自分」を認めてくれることで穏やかに過ごせるようになっていったが、結婚後も母親からの金の無心はなくなることはなかった。そしてついにユウさんから「親か僕か選んで」と迫られることに。インスタで公開中の自分の親が毒親だと気づいて絶縁するまでを描いたストーリーに加え、現在親となった著者の子育ての様子を描いた未公開ストーリーも加えた一冊です。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。
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