- 著者 : 西出真一郎(著)
- 出版社名 : 作品社
- 発行日 : 2016年01月
- ISBN : 9784861825651
- 「辛いこと、悲しいこと、そして楽しいこと、心躍ること、瞳を閉じればいつでも帰っていくことができる場所として、少年時代の世界は、作品の中で息づいている。みずみずしい感受性である。それは、本当に希有のことだと思う」(千葉一幹「序文 失われることのない叙情性」より)
第9回俳句朝日賞受賞の表題作「少年たちの四季」を含む全4章、210句。
【自選10句】
父の日の父と観にゆくジャン・ギャバン
吾亦紅叱る姉から先に泣き
兄弟で締めあふ紺の祭帯
泣きやめば軽き赤児や桐の花
体ぢゆうの鈴が鳴るなり一年生
木に登り学校見ゆる夏休
新涼や文字となるべく滲む墨
閉ぢをれば霧にぬれゆくまぶたかな
長き夜の厨の音やそれも止み
少女来る水鉄砲の射程距離※本データはこの商品が発売された時点の情報です。
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