- 著者 : 大上泰弘(著)
- 出版社名 : 東信堂
- 発行日 : 2005年01月
- ISBN : 9784887135901
- 生命科学の核心が分子レベルに及び、生命進化への介入さえ志向する今、個体としての人間に関わる倫理を人間類似の動物に演繹した従来の個体倫理は無力だ―全生物がその基本構造を共有するゲノムOSの履歴と多様性尊重を基盤に、生命の恒常性と進化を共に保証する新倫理=分子倫理を提唱し、その立場から現代生命倫理の中核的問題群、遺伝子操作、クローン生物、電子生命体、脳死と臓器移植等に対し具体的提言を行うと共に、科学者と一般社会間等、異なる価値観の間の摩擦を最小化する問題緩和システムの構築を図る。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。
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