- 著者 : 紫式部(著) 島内景二(著)
- 出版社名 : 花鳥社
- 発売日 : 2022年02月
- ISBN : 9784909832528
- NHKラジオ講座「王朝日記の世界」を2020年度から担当する著者による、新訳シリーズ第4弾!(2021年度後期は『紫式部日記』を読んでいます)
『源氏物語』の作者は、どのような現実を生きていたのか。
確かな研究に導かれた大胆にして繊細な訳で、紫式部の心の奥を照らし出す。
藤原道長・中宮彰子に仕えた華やかな宮廷生活の裏に潜むものとは……『紫式部日記』の世界へようこそ。
「私は、文学的な意味での「新訳」に挑戦したかった。すなわち、「批評としての古典訳」の可能性を開拓したかったのである。これまでの日本文化を踏まえ、新しい日本文化を切り開く、そういう「新訳」が必要だと思い続けてきた。
『紫式部日記』の本文は「群書類従本」とした。江戸時代後期から昭和四十年くらいまでの人々は、これを読んできた。「『紫式部日記』の近代」は、この群書類従本である。」(本書より一部抜粋)
【好評既刊】
王朝日記の魅力(定価2,640円、2021年9月刊)
新訳蜻蛉日記上巻(定価1,980円、2021年5月刊)
新訳更級日記(定価1,980円、2020年3月刊)
新訳和泉式部日記(定価1,870円、2020年10月刊)※本データはこの商品が発売された時点の情報です。
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