- 著者 : 金明洙(編著) 于臣(編著) 木村昌人(ほか著)
- 出版社名 : 明誠書林
- 発売日 : 2023年08月
- ISBN : 9784909942326
- 19世紀から20世紀にかけて、非欧米社会で驚異的な経済発展を遂げ、国際社会に多大な影響を及ぼした日本、中国、韓国三国の企業家に焦点を当てる。本書ではいわゆる一国史の枠を超え、比較史の手法により、三国間の企業家の相互交渉や企業家の組織的活動がどのようにして東アジアの経済発展に寄与したかを明らかにする。
目次
第一部
第一章 商業会議所(商務商会)と日中韓実業界―文化交渉の視点から [木村 昌人]
第二章 近代中国における「実業」と「実業家」―張謇(一八五三~一九二六)と穆藕初(一八七六~一九四三)の事例を手掛かりに [于 臣]
第三章 大韓帝国期における「企画された」日本実業視察と日韓企業家の交渉 [金 明洙]
第二部
第一章 尼野源二郎の事業とその理想― 十津川および泊園書院出身者の挑戦 [横山俊一郎]
第二章 近代中国銀行家の企業家精神―上海商業貯蓄銀行の陳光甫を中心に [戴 秋娟]
第三章 朝鮮華商の和聚公と楊翼之の経営活動 [李 正熙]
第三部
第一章 一九一〇~三〇年頃の日本とイギリスの綿業における 起業家精神と経営管理 [ジャネット・ハンター]
第二章 より良い社会のためのより大きなビジネス ―渋沢栄一、アンドリュー・カーネギー、ジョン・D・ロックフェラーの起業家としてのヴィジョン [ジョン・セイガーズ]※本データはこの商品が発売された時点の情報です。
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