- 著者 : 山内聖一郎(著)
- 出版社名 : 書肆梓
- 発売日 : 2024年02月
- ISBN : 9784910260044
- 2021年5月、決然として世に問うた渾身の第一詩集『その他の廃墟』から3年。
待望の第二詩集が登場。
太古から永遠の未来にわたり七つある海への船出の詩は、すでに不穏な呟きとともに始まりを告げる。
【著者ノートより】
海は太古から、永遠の未来にわたり七つある。火の海に沈もうとする船上、もう港を出ることさえ叶うまい。 呪文のように「七つの海」の名を唱えはし?める宣教師たち...。ト?アをノックする音か?、いまも止む気配か?ない。
たくさんの針金に巻きつかれた生活、締め上け?られる悲鳴。吐いてきた無数の嘘と唾液。 死ぬことか?少しも怖くないというのは、とても大きな罰を受けているように思えるのはと?うしてた?ろう。 作家・佐藤亜紀か?『ハ?ルタサ?ールの遍歴』のなかて?書いている。
「マクヘ?スた?ろうとロミオた?ろうと、自業自得て?ない悲劇なと?ありえない。 全く自分の所為て?はない不幸か?次々に襲い掛かってくる芝居か?あったら、抱腹絶倒の大喜劇に違いない...」
『耳泥棒』を読み終えハ?タンと閉し?て、僕は化物のような白い歯を見たようて?、嗤いか?止まらなかつた。 まるて?大喜劇の名俳優か?、舞台上て?拍手喝采を浴ひ?たような良い気分なのた?った。
著者自身による作品の註が別冊(中綴じ8ページ)付き。
☆書肆梓から同時出版される画本(バンド・デシネ)『耳泥棒』(寝暮)は、この詩集に触発されて生まれた作品です。現代詩の極北と画本のスパークもお楽しみいただけます。☆※本データはこの商品が発売された時点の情報です。
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