優美な姿が特徴的なイオナンタ!
エアープランツ チランジア イオナンタ グレース(1株) | |
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学名(※) | Tillandsia ionantha ‘Grace’ (※)…改良品種や学名が不明の種は流通名での記載の場合があります。 |
別名 | - |
分類 | ブロメリア科チランジア属 |
園芸分類 | 非耐寒性多年草 |
原産地 | 中南米(園芸品種) |
種類詳細 | 本種「グレース」は通常のイオナンタに比べてすらっとした細い姿が特徴的で、成長するにしたがって葉が外側にカールします。 葉数も多くなりやすく、「優美」の意味を持つ名前にピッタリな品種です。 |
栽培適温 | 20~30℃ |
耐寒性 | 5℃ |
用土 | なし、もしくはコルクなどの着生材 |
置き場所 | 日当たりが良く暖かい場所に置きます。夏場の直射日光は避け、50%程度の遮光を施し通気よく管理します。冬は最低気温10℃を下回る前に室内へ取り込みましょう。 |
水やり | 週に3~4回ほどのペースで与えます。霧吹きなどを使用し、水滴が10滴ほど滴るくらいに株全体へたっぷりと水をかけるとよいでしょう。冬場は株の様子を見ながらもう少し頻度を抑え、株全体が濡れる程度に与えます。 |
肥料 | 基本的に必要ありませんが、大きくしたい場合は規定量の倍以上に薄めた液肥を定期的に散布するか、葉の間にごく少量の有機肥料を施します。 |
ご注意 | ※画像はイメージです。画像中の撮影小物等は付属いたしません。 ※状況により、鉢(ポット)の形状及び色が異なる場合もございます。 ※斑入りの具合や子株の数、ボリューム等は時期により異なります。 ※手作業での採寸のため、サイズに誤差がある場合があります。ご了承の上、お買い求めくださいませ。 ※穴あき、キズ、変色があるものが多少含まれている場合がございます。 ※痛みなどがあった場合、育成に影響のない範囲であれ保障の対象外となります。 ※地域によって最適な育成環境が異なりますので、記載されている育て方はあくまでも参考までにご覧ください。 |
エアープランツとは?
空気中の水分を吸収することによって成長する植物の総称です。ティランジア(チランジア)やフリーセアの仲間が有名で、その多くは南米を中心に分布しており、現地では木や岩などに着生しています。大きく以下の二つに分けることが出来ます。
・銀葉系:葉の表面に持った白い鱗片(トリコーム)を持ち、これにより空気中の水分や養分を取り入れる仲間
・緑葉系:葉の根元に水をためるタンクをもつ仲間
土を必要としないため、種類や環境を考えればテーブルの上や出窓などさまざまな場所で飼育を楽しむことが出来ます。
【育て方】
◆水やり
エアープランツと呼ばれてはいますが、水やりを忘れると枯れてしまいます。週に2、3度霧吹きで水を与えましょう。その際、気温の高い日中に水やりをしてしまうと株元が蒸れ腐敗の原因となってしまいます。夕方~夜に水やりを行うと良いでしょう。夏季や冬季には成長が遅くなるため、水やりは控えめにしてください。葉がしおれる、葉の先端が枯れてしまうなどの症状が出たら水分が不足している可能性があります。その際は、株を数時間水に浸すソーキングを行いましょう。ただし、ソーキングをした後は良く水を切らないと株が腐敗する原因となりますのでご留意下さい。
◆置き場
蒸れにとても弱い植物です。夏場の蒸れやすい時期には、換気をまめに行う、扇風機で風を回すなどの工夫が必要です。また夏場は日差しが強いため、カーテン越しの光で管理したり遮光ネットで光を遮るなどの工夫も必要となります。光の良くあたる場所で管理していると、株の色が上がり花芽もあがりやすくなります。高地に自生している植物なので寒さには比較的強いですが、5℃を下回るような環境は避けた方が良いでしょう。種類によっては、株の根元が入る程度の鉢にバークや軽石などを入れ、その上に株を乗せた方が成長がよくなるものもあります。基本的に水を好む種はこのような管理方法の方が良いでしょう。
◆増やし方
花が咲いた後のエアープランツは大体1~2の子株を生じます。そのまま育成を続け有る程度成長したら株分けを行いましょう。また、株分けをせずに群生する様子を楽しむのも良いかもしれません。また、エアープランツは比較的種を取りやすい種類が多いです。種が採取できたら、ヘゴ板やコルク板に蒔き水やりをし続ければたくさんの子株を得ることが出来ます。ただし、成長には数年~10年以上の年月がかかるため注意が必要です。
◆注意
※生産者のタグが付いていることがありますので、外す際に葉や株が外れないようにご注意下さいませ。
ガーデニングの用語一覧
葉水(はみず)⇒霧吹きで葉に水を吹きかけること。空中湿度を保ったり、葉の温度を下げるなどの目的で行う。
元肥(もとごえ)
⇒植物を植える際、あらかじめ用土に加えておく肥料のこと。
追肥(ついひ)
⇒植物を育てている途中で補給する肥料のこと。もしくはその肥料を補給すること。
お礼肥(おれいごえ)
⇒花を咲かせたり果実を収穫した後の、植物を回復させる為に与える肥料のこと。主に速効性化成肥料を用いることが多い。
寒肥(かんごえ)
⇒冬に農作物や庭木に施す肥料のこと。主に遅効性肥料(有機質肥料)を用い、休眠期に土中で分解させておくことで、春にちょうど良い具合に効き始め効果が持続する。
根腐れ(ねぐされ)
⇒水や肥料を与えすぎたり、水はけが悪いなどの原因で根が腐ること。根腐れを起こした植物は、悪臭を放つ場合がある。
葉やけ(はやけ)
⇒直射日光の当てすぎで、葉が変色したり、枯れたりすること。
短日処理(たんじつしょり)
⇒暗期が一定時間より長くなると開花が促進される植物(短日植物)に、光の当たる時間を調整すること。
苞(ほう)
⇒葉が変形したもので、つぼみを包んでいた葉のこと。花を保護する役割がある。
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