世界中で、最もオリーブの生産量が多い国はどこだと思いますか。
実はスペインがオリーブの生産量世界第1位なのです。
世界のオリーブオイルのそのほとんどは、スペインで栽培されているという事実をご存知でしたか。
スペインのオリーブの栽培は、トレド県を流れるタホ川の岸部では古くから実施されており、キリスト教徒とイスラム教徒が共存していた中世から栽培されていたという事実が、記録に残っています。
気候は厳しく、冬は寒くて夏は暑く、ドライで高温に達するので、オリーブなどの木には虫がつき難く、自然に害虫や病気から守られていると言われています。
こうした気候条件がオリーブ栽培に適している所以なのです。

また、スペイン・ギリシャ・イタリア・モロッコ・キプロス・クロアチア・ポルトガルにおいては、各国で食べられている地中海料理がユネスコの無形文化遺産として登録されています。その食文化の中心には、オリーブオイルの存在が欠かせません。
まさにスペインは、『オリーブの国』と言っても過言はありません。
パルティーダ・レアルは、スペインのオリーブブランド、カサス・デ・ウアルド社より生まれたスペシャルブレンド品です。

1986年、スペインの最も著名な実業家のひとりであったフランシスコ・リベラスによって始まった農園カサス・デ・ウアルドは、初めは小規模な開拓地でしたが、今や最新のオリーブ栽培技術を投入して開発された巨大な農園に姿を変えました。
ウアルド農園は標高400mから600mの位置に存在。冬は寒くて夏は暑く、ドライで高温に達する厳しい環境ですが、それゆえオリーブなどの木には虫がつき難く、害虫や病気から自然に守られていると言われています。
高品質でデリケートな風味のオリーブの果実が作られる過程には、雨量が少ないため取り入れられた近代的な灌漑システムの存在が欠かせません。
気温の変化や雨量までもが全てコンピュータ管理され、最新の散水方法が行われます。
2つの気象観測所が設置されているほど。オリーブの成長も種類別に同様に管理されています。
最新の技術を農園全体で利用しているおかげで、理想的なオリーブが気候条件などに大きく作用されずに毎年収穫出来るようになっています。
収穫されたオリーブの果実は、果実の発酵を避けるため、オリーブ農園と同じ敷地内に存在する圧搾所に運ばれ、完全な温度調節のもと低温圧搾(コールドプレス)で即時に粉砕します。
最新のテクノロジーを備えた設備で管理されたオリーブは、最高の品質と深みのある味わいとなってオリーブオイルへと生まれ変わります。

革新的な技術と人の力によって生み出された、前衛的なオリーブブランド、それがCasas de Hualdo カサス・デ・ウアルドなのです。

秋の到来と共に気温が下がり氷結が発生しない内に、理想的なオリーブ果実の収穫は実施されます。
ひとつひとつの木から直接摘み取られたオリーブの実は、劣化を防ぐために、すぐにアルマサラ（圧搾所）へ運ばれます。

カサス・デ・ウアルドの圧搾所（スペイン語でアルマサラ）は、オリーブ農園と同じ敷地内に存在します。
オリーブの果実は、一本一本の木から直接収穫され、果実の発酵を避けるため、6時間以内に粉砕されるよう最高の注意を払ってアルマサラに運ばれます。（落下している実は使われません。）
カサス・デ・ウアルドという名の下で販売されるオリーブオイルは、最高のコンディションの果実だけを厳選したプレミアムオリーブオイルです。
圧搾所での果実の受け取り段階から、ボトル詰めされる最後の行程まで、最新のテクノロジーを備えた設備の中で実施されており、オリーブの最後の一滴まで絞り出すような、生産量重視のオイルの抽出はされません。
ハイクオリティのベストコンディションオイルを作るためだけに、圧搾所＝アルマサラはデザインされています。